薬膳教室〜冬

色づいた葉っぱがハラハラと散り「寒」の到来が身に沁みます。 
冬は草木が枯れ落ち動物も冬ごもりするように、「陽気」を外に出さず蓄えておくべき時期。
生命エネルギーを高める鍵は、実は冬が握っているのだそう🍂

先日、カミヤクモ321では、毎月恒例の薬膳講座が開催されました。
できる形でと、オンラインを取り入れて。

冬の臓器は「腎」。
肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん) の五臓で、とくに重要な「腎」が今回のテーマでした。
「腎」とは、成長・生殖の働きを司り、生命の素となるエネルギー=腎精(じんせい)を蓄えているところ。
両親から受け継いだ生命エネルギーである「先天の精」を、どう目減りさせずに長持ちさせるか。
食べ物などで得られる「後天の精」で、いかに補充していくか。
老いない体をつくる決め手になるのが「腎」の力💪
できるだけ黒色のものを食べ、体を冷やさないようにするなど、冬の養生のしかたを学びました。

試食は、アサリと昆布の黒豆ごはん、切り干し大根とさきイカの酢の物、洋風ひじき炒め、腎養生そぼろ。
鉄観音茶と薬膳おやつも。

一年の総まとめである冬がやってきています。
この時期の過ごし方が、来年の活力に繋がると思うと、この冬の見方がちょっと変わります❄️